短パルスレーザ(ハイブリッド)

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ハイブリッドレーザ

パルスレーザでの加工(溶接、切断等)は対象材料に対しエネルギー密度が非常に高い光を短時間に与えますので、材料物質の飛散、変質などストレスを与える場合があります。
ハイブリッドレーザは2種類の波長のハイパワーレーザ同軸上で配置することによりそうした加工時の材料ストレス低減、品質向上に有効なレーザシステムです。

ファイバーレーザ(1064nm)半導体レーザ(450or900nm)同軸上で配置し、更に同軸カメラを追加しモニター上で微細な照射点の確認が可能です。

*照射ヘッドは非常にコンパクト設計数百Wクラスのファイバーレーザに対応半導体レーザは対象材料によ青色半導体赤外半導体レーザに対応して選択が可能です。

同軸カメラ光学系は加工点観察の倍率に合わせ設計され非常に鮮明です、100μm以下の微細エリアの位置決めや観察に有効です

*各レーザは同軸上で配置されていますので
単波長照射2波長照射が行え、専用ソフトで各レーザの出力パラメータ、タイミングチャートの設定、編集が容易に行えます。

技術レポート(pdf)
加工映像動画(YouTube)

レーザヘッド、モニター
照射点画像×1000(緑部半導体レーザΦ50μm、中央部ファイバーレーザΦ10μm)
光学軸構成例

短パルスレーザのメリット

当社では、近赤外ファイバーレーザの短パルスを活用し、ご希望の加工仕様に応じた熱的影響を回避した微細加工が可能です。
パルス幅が狭いほど、熱の影響を最小限に抑え、ワークに対してのダメージも抑える事につながります。
また、繰返し条件や出力強度条件なども加え、加工条件を整える事で、状況に応じた微細加工を実現させることが出来ます。

微細加工試作とシステムアップ

Cu、Ni、W、Pd、SUSなど金属材料の接合、切断、ドリリング、アブレーション等50ミクロン以下の微細加工に最適です。
ご希望の材質・形状・サイズ等に応じ、レーザ出力・繰返し周波数・パルス幅等の条件出しの試作加工から、レーザシステムアップのお手伝いまで幅広く対応は可能です。
また御依頼内容を基にしたシステム設計を行ない、短パルスレーザによる微細加工システムも制作いたしますので、お気軽にご相談下さい。
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